誰も知ることのない孤独 人の為がいつのまにか自己犠牲に代わり どうでもいいことにいつのまにか巻き込まれる それは性だねと力なく笑うしかない 人は勝手に生きてるから 私も勝手に生きたいのだけど 気がついたら枷ばかり 嫌ならすべてやめればいいのだけど…

ロストチェリー

黄金の甘い匂いがずっと忘れられなくて 1人きりでは見れなかった景色 ずっと今も心の奥底に溜まっている 軽い約束重い約束 いつか果たしきることできるかな 傷なんていつつくかもわからないし でも一々それを痛がらないとやっていけない 痛がり見せたがり 愛…

冬のキス

好きが過ぎれば 壊れていくのが普通のようで 戻らない言葉をいつまでも探している 私の心は囚われたまま すぐにどこかに消えてしまうあなただから 不器用で生きづらそうで どうにかしがみついていたいずるい気持ちが 濁してしまった 水面が落ち着くまで 私は…

-49℃

いつかみた星空を思い出そうにも思い出せない 手が届くとどこで勘違いした? 傷口はもう塞がることなく 血も枯れ果てている 1人で微笑む 誰に見せていたのか そんなことはとうの昔に忘れた 歪で暴力的なものの上に成り立つ愛の表札 遠くなる意識 凍えた身体…

光の塵

世界が孵る時卵の白身は鮮やかなターコイズに染まり黄身はゆっくりと割れて混ざる くらりくらりくゆりくゆり 今日も人は道理を忘れては思い出し気分でその視界も変わり目まぐるしく忙しく命の中に流されていく 理由なき不幸がキラキラと遠くで輝き幸せを踏み…

花の染み

‪花は枯れてしまうし‬ ‪と、‬ ‪彼女はうな垂れた花を抱きしめた‬ ‪流れていく旋律と風の動き‬ ‪ゆ、‬ 、‪ザックバランに髪ガ ゆ、、、れ‬ ‪言葉をなぎ倒し‬ ‪ ハラ。リ ‬ ‪ハ ‪ ら。り‬ ‪あぁ、人を愛おしく思ったのは‬‪いつの日ぶりだろうか‬

凍えたミルク

‪貴方はずっと星の話をしていた‬ その瞳は木星のようであった‬ ‪硬くなったパンを嚙り小麦を味わう‬‪白葡萄を一粒‬ ‪きっともうこんな夜は来ない‬ ‪冷え切った身体を擦り寄せて‬‪肺に冷えた空気を送り‬‪生暖かな息をはく‬ ‪人は少し嫌いな方が付き合いやすい…

光輝燦然

‪星が瞬いて‬‪どこかの星は死んで流れて‬ ‪私が瞬いて‬‪どこかの人は死んで流れて‬ ‪ひと息飲み込む‬ ‪まだあのキスが疼いて‬‪まだあのキズが疼いて‬ ‪陳腐な出来事が美しく燃えて灰になる‬‪その灰が私であり星である‬ ‪正しい思考などできないくらいに‬ ‪光…

線路、世界路線、わたしは人という

完璧な愛の世界は儚げで たった1つの歪みで 崩れていく がむしゃらに生き続けなくてはならない 真偽なんかでなくはなく 言葉が痛い 私はどんだけ悲しみに切り刻まれて 震えて投げ出したい生に しがみつけと世界はいうのだろう 人としての人となりが ほころ…

雨が降る

こっちの性格 あっちのセンス 知らない私 TPOに合わせてくるくるバージョン変えてさ 興味のないことに時間殺して 子供騙しの銭稼いで その日のうちに無くすように使う 人ってさ 理解とか変にしたがるから それに合わせてあげると どんどん勝手な理想やわがま…

ブラウンシュガーと甘い雨

鼻腔をくすぐる珈琲の匂い ブラウンシュガーをくるくる溶かして 雨音をBGMに1人 青い舌 虚無と脚を絡ませて 月を小さなコーヒーカップに沈める レモンイエロー 今日はmellow high and low 都内の交通機関に影響 台風が ニュースは同じことばかり 時折自分の…

Forever more

永遠に消えることない青い炎に 焼かれ続け 呼吸もままならぬまま 死ぬことも生きることもできず 愛だけが存在する あなたが吐いた息が大気に混じり あなたの声がどこかで聴こえているなら それで私はいい 人は脆く崩れ易く 一瞬で気分なんて変わるから 命と…

Don't Stop the Music

今日は君を帰さない この時間から君がいなくなるなんて 今は考えられないよ 一目見たときに 僕にあった導火線に火がついた ジリジリ夏の日差しみたいに 火照る感じは僕だけ? ミラーボールみたいに キラキラ君は笑うから このまま夜よ明けないでって 指先が…

肉体関係〜飽食時代

買い物で好きなものをドバーッと買ってその後ドカ食いしてその味に飽きて食べなくなる 人なんてそんなもので 新しい商品がでたらまた味見してみたり 食べ飽きたものでも人が食べているのをみると自分も食べたくなる 愛とは時代と同じで移り変わって どんどん…

御神籤

冷静な頭を置いて肉体は 貴方とくちびるを重ねていたんだ キスなんてしてしまう前の緊張感が とびきりであとは惰性だ 他人に興味をもつふりができる それが空気を読めだとかくだらない社会性になって 君はなんて素敵なんだって お互いパッとしないくせに 演…

愛の傘

まだ愛してるなんて言い続けているのか? 相手が変わってもどうせ ヤること変わらないのに 期待してる 今度こそは愛されるはずだって 言葉遊びにも飽きたよね そろそろ他のナニか待ちわびてる その先に何にもないって わかってるんでしょう? そういう顔して…

消耗品

暗くなるのが早くなった 季節がせっせと移り変わりように 私も何が変わっただろうか 知りうる人達もそれぞれのスピードでどこかに向かっている 歌を歌って たまに泣いて 恐る恐る人を愛してみたり くだらないことを何度も繰り返して 大切なものがたくさんあ…

死人に花束を

呼吸が引き攣る これ以上とりつくるのは無理だ 平然を装いすぎて 本当の自分の 生々しい感情がすり潰されてしまって 前がみえない いつの間にこんな自分を騙すのが上手くなったのか 普通に生きていけない 自分で自分を静かに殺し続けている いつ死んだ 何回…

悲しくて笑う

話をしても 会話になっていない その澱んだ瞳にはぽっかりと 空虚な穴が 叫ぶ声ももたず 声にならないこえ いつからなくしてしまったのか 飾りとなった顔は 血の気がなく 引き攣ってる 心の底から笑えや 歌え お前はまだ生きてる I know I 脳 感覚取り戻せ …

Reloded

恋人を失うたびに この結末はそう決まっていたと なるべく自分の心を傷つけないように 言い聞かせてきた 恋人が変わるたびに私も変わっていく もう今では好きでもなくなんとも思っていないのに未だに夢にでてくる人もいる 恋愛が全てではないはずだけど 思い…

snow white

あなたの為にだけに鈍感になってなんで気がつかないんだよって震える悲しい声で言われたい私はあなたの愛情なんてまるで忘れているようにどこか遠いところを見つめていたい集中線や軸が全て心臓に交差していてもその痛みがわからないでいたいもう二度と夢中…

男と女

あなたの知ってることは私の知ってること私の知ってることはあなたの知らないこと

花と風と口づけ

世界と間逆に進むどうせもう私の心は戻ってこないのだから君の好きそうなものがわかってしまうのが悲しい君に繋がるものはもういらないのに花は枯れたらまた咲く女はどうなのだろうか動植物のように人は生きていけない考えるから無駄なことをする気ままにキ…

音階

膜のような氷の上は鏡の様に私と世界を映し出しているそれを踏みつけると鼓膜を擽るような音で全てが心地よく歪んだ空がどんどん離れて暗く深い美しいコバルトブルーに落ちて身体は振動し鼓動は次第に速度を落としていく人は人を狂わす自分を持て余しその刃…

rain song

山道を歩き雨に沈み落ちていく肺を膨らます空気は冷たく澄んでいる 生き辛さを荷下ろすように腰掛ける岩の上苔のように静かに蝕む愛ならば蹴り散らす欲望 鈍痛が響く肋骨の奥ここまでくるのに何度溜息が溢れたのか 土の中に眠るあなたよ最後の口付けをしよう

睡眠薬

睡眠薬を飲む飲むこくりこくりと、睡眠薬に飲まれてるくらくらりと、あなたに盲目になれなかったジャンキーな私はもう麻痺してるのよ狂ったセックスも朧げな愛の駆け引きも何も感じなくなってしまった愛も恋も有り余るケイゾクが私を引き留めるけど喉元過ぎ…

触れることさえ躊躇うような

嘘つきそれはとても寂しいこと誰も終わりを想像して行動を起こせない好奇心に押されそのまま倒れこむそしてああ違うと勝手に納得して終わらせるのだ恥を忘れた人は人でなく人間の形をした何かであるそれを忘れた口付けはえらく渇いた味気のないものだ素肌の…

影踏み

すべてが無常に感じられる本当の感情は表面を雨粒のように滑り落ちていくだけ普通を装っていても隅っこに追いやられる目に見えない世界がほくそ笑む勘違いでないのだから私に色をつけようとなんてしないで激しく叩かれる鍵盤の音が壊れてもなおそのままで美…

溜息の行方

あなたの口付けは私を惑わすあなたの微笑みは私を照らすあなたの愛撫は私を火照らすそんなに誘惑しないでそんなことをされたらわからなくなってしまうから踏み切りの向こう側に行きたいのあなたはどなた?私は自動販売機の前ぼんやり照らされている迎えにき…

夢でばかり

夢でばかりあなたと会う夢の中のあなたは私の理想のシチュエーションを用意してくる例えばそれは薄暗い飲み屋で友人達と偶然にきていて私をみつける昔の話をしながら私のことをちゃんと認めてくれて自然に抱き合って涙をただ流しあって最後は笑いあうような…