2013-07-05 空は続く 詩 春風過ぎて纏わりつく暑さと生臭さの夏の匂ひ張り詰めた弓の様に木々は青々とその身を大きく大きく広げる下着が汗を吸いきって重くなる午後は虫の喧騒を横目に果汁の滴る水蜜桃を頬張る君のような頭でっかちの人間はプールに頭からザブリと飛び込めば良いだろう小さなことも考えられないくらい季節を全身に受けよう四季が廻る廻るクルクルと