誇り

派手な格好やメイクしてたのって好きだったこともあったけど、普通にしていても浮いてしまう自分に対して、それを馬鹿にしたり嫌悪する人たちを更に見かけで近づけさせない為の警告としてもあったことを思い出した。

ただ、それが今度普通になってしまうと中身に過剰さを過剰に求められる。
その人がもっている薄っぺらい過剰なもので、私の考えてる美徳とは違うもの。
そういうものは求められて出せるものじゃない。
私が普通になる為に肉体と精神が釣り合せなければならなかった。
それが結果だっただけなのに。

そういうことがだんだん嫌になり、また自分を普通の格好に押し戻す。
だけど、ことあるごとに浮き出てしまう だったら、最初から近づけさせない方がよっぽど良いのかもしれない。

どんなに自分の意思とは異なる視線や言葉を投げかけられても、崇高な意思と肉体と精神に強い芯が通っていれば誰にも穢されることはなく、そうゆうものを踏み躙りより輝く。

強い精神と誇りがあれば、例え裸を大衆に晒しても穢されない。そうであれるなら私はバケモノと言われてもいい。