2015-09-07 溜息の行方 詩 あなたの口付けは私を惑わすあなたの微笑みは私を照らすあなたの愛撫は私を火照らすそんなに誘惑しないでそんなことをされたらわからなくなってしまうから踏み切りの向こう側に行きたいのあなたはどなた?私は自動販売機の前ぼんやり照らされている迎えにきてよもう待てないから名前を呼ぼうかでも呼ばれたいくだらないそういうやりとり捨てて身体ひとつで勝負しにおいで愛したって許したってあなたはいつまでたっても愛してはくれない