2015-01-01から1年間の記事一覧

代謝

幸せの負荷や不幸せの負荷それは筋肉と脂肪のような関係だ

磁場

人を狂わす人がいるそれは善し悪しではなく磁場のようなもので乱すだけ乱すのみ

snow white

あなたの為にだけに鈍感になってなんで気がつかないんだよって震える悲しい声で言われたい私はあなたの愛情なんてまるで忘れているようにどこか遠いところを見つめていたい集中線や軸が全て心臓に交差していてもその痛みがわからないでいたいもう二度と夢中…

男と女

あなたの知ってることは私の知ってること私の知ってることはあなたの知らないこと

花と風と口づけ

世界と間逆に進むどうせもう私の心は戻ってこないのだから君の好きそうなものがわかってしまうのが悲しい君に繋がるものはもういらないのに花は枯れたらまた咲く女はどうなのだろうか動植物のように人は生きていけない考えるから無駄なことをする気ままにキ…

音階

膜のような氷の上は鏡の様に私と世界を映し出しているそれを踏みつけると鼓膜を擽るような音で全てが心地よく歪んだ空がどんどん離れて暗く深い美しいコバルトブルーに落ちて身体は振動し鼓動は次第に速度を落としていく人は人を狂わす自分を持て余しその刃…

rain song

山道を歩き雨に沈み落ちていく肺を膨らます空気は冷たく澄んでいる 生き辛さを荷下ろすように腰掛ける岩の上苔のように静かに蝕む愛ならば蹴り散らす欲望 鈍痛が響く肋骨の奥ここまでくるのに何度溜息が溢れたのか 土の中に眠るあなたよ最後の口付けをしよう

睡眠薬

睡眠薬を飲む飲むこくりこくりと、睡眠薬に飲まれてるくらくらりと、あなたに盲目になれなかったジャンキーな私はもう麻痺してるのよ狂ったセックスも朧げな愛の駆け引きも何も感じなくなってしまった愛も恋も有り余るケイゾクが私を引き留めるけど喉元過ぎ…

触れることさえ躊躇うような

嘘つきそれはとても寂しいこと誰も終わりを想像して行動を起こせない好奇心に押されそのまま倒れこむそしてああ違うと勝手に納得して終わらせるのだ恥を忘れた人は人でなく人間の形をした何かであるそれを忘れた口付けはえらく渇いた味気のないものだ素肌の…

影踏み

すべてが無常に感じられる本当の感情は表面を雨粒のように滑り落ちていくだけ普通を装っていても隅っこに追いやられる目に見えない世界がほくそ笑む勘違いでないのだから私に色をつけようとなんてしないで激しく叩かれる鍵盤の音が壊れてもなおそのままで美…

これはきっと

治らない憂鬱愛とかなんとかくだらないのだけど大切なことってあるだいたいいつもこの人生の大方を締めるのはそのことで、その度にてんやわんやしてどんどん疲れてくるのだ恋愛に向いてないのかもしれないもしかしたら恋人に愛される才能がないと思っていた…

溜息の行方

あなたの口付けは私を惑わすあなたの微笑みは私を照らすあなたの愛撫は私を火照らすそんなに誘惑しないでそんなことをされたらわからなくなってしまうから踏み切りの向こう側に行きたいのあなたはどなた?私は自動販売機の前ぼんやり照らされている迎えにき…

信頼

人は信頼するとそこから何故か逃れたくなるものだ。信頼という言葉が人には重すぎる。そもそも、信頼という言葉は信頼する側の自己満足に過ぎなく勝手に相手に期待をしている状態だ。悲しいことに人間とは不完全で形のないものだ。形のないものを形のないも…

夢でばかり

夢でばかりあなたと会う夢の中のあなたは私の理想のシチュエーションを用意してくる例えばそれは薄暗い飲み屋で友人達と偶然にきていて私をみつける昔の話をしながら私のことをちゃんと認めてくれて自然に抱き合って涙をただ流しあって最後は笑いあうような…

砕けてしまう

それは砕けてしまう目線をやる前にそれは逃げてしまう追えば追う程にそれはなくなってしまう息もつけぬくらい裸足でも靴のままでも上がってくればいいそしてあなたの瞳で確かめたらいいそれはあなたの意思のままにそれはあなたに求めたがっている臆病で強欲…

愛の装置

忘れられない昔の彼女は彼の記憶の中でいつまでたっても死なないし何度だって蘇るのでそれに私は太刀打ちなんてできない男の人は別名保存というけれどそのデータごとクラッシュしてしまえばいいのに大人の恋はいつも後味に苦味があるそんな恋より私は歯が痛…

lust kiss

冷たい風が熱されていき花々は極彩色私の余白はない人が立ち去る時の美しさあなたの残した痺れが尾を引きそれに身震いする私の身体はとても単純で愛らしいあなたは私をそんな風に思い出すことはあるのだろうか荒々しく迫り来る夜に独りは苦痛でまたふらりと…

在るものと無いもの

ずっと冷蔵庫の奥に置いてあるものみたいに忘れられてもうそれが何かわからなくなってしまったものとずっと部屋に置いてある気がしていたのになくなってしまった何かそうゆうものに似ている感情が私にはある

Not Found

私のいない人生があなたにとって最良ならここから立ち去ろう私の肉や血や体液がいくらあなたを求めようとも私はもうあなたの為に微笑むことはできないあなたの声や感情やその肌がもう届かない遠くにいってしまったのを私は知ってしまった手を繋いでいたはず…

失踪日和

周りに1度失踪してそれが今にいたるという人が割といる。 そういう人はよっぽど嫌だったり、なにか強い主張があって飛び出してきた人ばかりだ。 フラッといなくなってしまう人に憧れを持っていたけども、フラッと消えるのもは実際はかなり強いなにかしらの気…