2015-06-07 砕けてしまう 詩 それは砕けてしまう目線をやる前にそれは逃げてしまう追えば追う程にそれはなくなってしまう息もつけぬくらい裸足でも靴のままでも上がってくればいいそしてあなたの瞳で確かめたらいいそれはあなたの意思のままにそれはあなたに求めたがっている臆病で強欲で剥き出しのままのあなたは得体の知れないあなたを持っていて私も私で得体の知れない私を抱えている得体の知れない同士擦れ切れる程求めあってみたいそしてこのままどうかこのまま星になってどこまでも流線形を描いていくラズベリーの匂いの宇宙をあなたの中で探っていたいばかだな君はとても良い匂いだ