さよならバイバイインターネット☆
もうあの頃には戻れない
あのエモさは模造されて
カケラだけでなんとか生き残ってる
なにもかも綺麗で整いすぎで
バグの美しさ脆さがないんだ
私ももう10代のどこに当てつけたらいいかわからない怒りや驕りや愚かさや美徳やらなんやら大人になるまでの我慢かと思って耐えて壊れてズタボロになりながらも必死に小さな愛を啜って生きてきた時代はとっくに終わってしまった
もう世界はまるで違う
なんかまわりは育んだり無茶避けたり安全安心を着実に築いていっている
大人が子供のフリするのはきもい
アダルトチルドレンは色んな意味で多い
感性は果たして
自分自身もそういう眼ももっている
いや、でも
ヤバいものはずっとヤバくいて欲しい
古くなってもずっと誰かに突き刺さる鋭利さ大切
かっこいいっていうのはきっとそういう
不変的なものであってほしい
はじめての
衝撃
緋色的
1.獣から人になった人、人から人になった人
私という人間は、どうやら産まれながらにグロテスクな思想を押し殺し、いい人を装い人の皮を被り獣を隠して生きていた。
昔から人は獣から人になった人、人から人になった人がいると感じていた。
人から人になった人は人らしく生きれるが、獣から人になった人は、本能で違う種類だと勘づかれなかなか生きにくいだろう。
徳を積んだから人になったとかではない、たまたま。
それを受け入れて理解していても生きていくのが、険しい。
普通ということができなく、根本的に凶悪な欲望と純粋無垢な魂がぶつかり合い感情の衝突事故を起こしているので、すぐエンストして動けなくなる。
私は自分の感情を殺すのに慣れ過ぎていて、本来の自分をよく忘れる。
そのおかげで日常生活はとてもうまくやれているが、獣の部分がたまにうめき声をあげる。
お前の欲望をよく知っていると。
-49℃
いつかみた星空を思い出そうにも思い出せない
手が届くとどこで勘違いした?
傷口はもう塞がることなく
血も枯れ果てている
1人で微笑む
誰に見せていたのか
そんなことはとうの昔に忘れた
歪で暴力的なものの上に成り立つ愛の表札
遠くなる意識
凍えた身体でどこまでいけるの
痛くなくなるのではなく
痛みをただ忘れているだけ
ずっとそこにある
もう生きなくていいよ
そんな言葉は誰も言いたがらない
足のつかない海でずっともう泳ぐのを
辞めたいと思いながら流されている
大人になりすぎて
辞めかたわからない
私の子供な部分は
また殴り飛ばされて殺される
わたしは私の殺人犯
なんかそうよくわからなくなってきて
何かのせいにして
また日を跨ぐの