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いつかみた星空を思い出そうにも思い出せない

手が届くとどこで勘違いした?

 

傷口はもう塞がることなく

血も枯れ果てている

 

1人で微笑む

誰に見せていたのか

そんなことはとうの昔に忘れた

 

歪で暴力的なものの上に成り立つ愛の表札

 

遠くなる意識

凍えた身体でどこまでいけるの

 

痛くなくなるのではなく

痛みをただ忘れているだけ

ずっとそこにある

 

もう生きなくていいよ

そんな言葉は誰も言いたがらない

 

足のつかない海でずっともう泳ぐのを

辞めたいと思いながら流されている

 

大人になりすぎて

辞めかたわからない

 

私の子供な部分は

また殴り飛ばされて殺される

 

わたしは私の殺人犯

 

なんかそうよくわからなくなってきて

何かのせいにして

また日を跨ぐの