2020-10-24 光の塵 詩 世界が孵る時卵の白身は鮮やかなターコイズに染まり黄身はゆっくりと割れて混ざる くらりくらりくゆりくゆり 今日も人は道理を忘れては思い出し気分でその視界も変わり目まぐるしく忙しく命の中に流されていく 理由なき不幸がキラキラと遠くで輝き幸せを踏みつけながら人は生きる