2021-02-19 冬のキス 詩 好きが過ぎれば 壊れていくのが普通のようで 戻らない言葉をいつまでも探している 私の心は囚われたまま すぐにどこかに消えてしまうあなただから 不器用で生きづらそうで どうにかしがみついていたいずるい気持ちが 濁してしまった 水面が落ち着くまで 私は何もすることができない 私達は泉の奥底でどちらかが 動けばすぐにお互いが見えなくなってしまう関係なのだろう 何もしないでいられない 冬が来て全てが凍ってしまえたなら その時ようやく 私達は永遠と愛が得られるだろう 死んでしまいたい あなたとなら