花の染み

‪花は枯れてしまうし‬

 

‪と、‬


‪彼女はうな垂れた花を抱きしめた‬

 

 

‪流れていく旋律と風の動き‬

 

 

 

‪ゆ、‬


‪ザックバランに髪ガ 

                ゆ、、、れ‬

 

‪言葉をなぎ倒し‬

 

‪                           ハラ。リ  ‬

 


‪ハ

 

 

 

 


‪             ら。り‬

 

 

 

 

‪あぁ、人を愛おしく思ったのは‬
‪いつの日ぶりだろうか‬

凍えたミルク

‪貴方はずっと星の話をしていた‬

その瞳は木星のようであった‬


‪硬くなったパンを嚙り小麦を味わう‬
‪白葡萄を一粒‬


‪きっともうこんな夜は来ない‬


‪冷え切った身体を擦り寄せて‬
‪肺に冷えた空気を送り‬
‪生暖かな息をはく‬


‪人は少し嫌いな方が付き合いやすい‬


‪好きという感情は貪欲で‬
‪全てを食らおうとする‬


‪そう言った貴方は‬
‪6月の雨の中消えてしまった‬

 

‪すべてウソだったかのように‬

光輝燦然

‪星が瞬いて‬
‪どこかの星は死んで流れて‬

‪私が瞬いて‬
‪どこかの人は死んで流れて‬

‪ひと息飲み込む‬

‪まだあのキスが疼いて‬
‪まだあのキズが疼いて‬

‪陳腐な出来事が美しく燃えて灰になる‬
‪その灰が私であり星である‬

‪正しい思考などできないくらいに‬

‪光輝燦然‬

どうしてどうして

どうしてどうしてと

人は理解できないことに対して

そう呟くことしかできない

 

心を殺しながら生きていて

ふとした瞬間に

ドクドクと悲しみが流れて止まらなくなる

最初はあっと自分でも驚くのだが

そのうちだんだんと自分のことなのに

どんどん遠くなって傍観してしまう

 

海のど真ん中で空気を求め泳ぎつづけることができなくなれば更に海の底に落ちていく

そしてそのまま自分をなくすのだ

そんな感覚

 

結局、人には強がることで保つところもあると思うけど病む時は病む

 

私は今、病んでいて元気なふりをして悲しみを無理矢理ねじ伏せている

 

だけど、そうしないと自分を放棄してしまいそうだ

 

無理して平気なフリをすると余計に傷つくことが多いからそういうのはやめよう

 

悲しいことは悲しいもんね

父も母も逝ってしまった。

悲しさを白く塗りつぶしていくような日々で、たまに厚く塗りすぎてポロリと剥がれ落ちて浮き出てしまう瞬間がある。

時間が経つほどに事実より疑問になってくる。

なんでだろうと。

父と母は年の差が15歳あった。

母が亡くなる2日前にあっていて、いつもとなんら変わりはなく1日にLINEも入っていた。

ただそれがいつも通りがいつも通りではなくなってしまった。

もう昼間に用事がなくても電話をかけたり、意味のないようなくだらないLINEを送る相手がいなくなった。

ちょっと寂しい時にドラえもんみたいな声で話してくれる母はいないのだ。

小さい頃からずーっといつか母が死ぬことがとても怖かった。

怖くて眠れなかった。

それなのにこんなにあっさり何事もないかのようにいなくなってしまうだなんて信じられなかった。

私の人生はけして明るいものでもなかった。

私は母を2回亡くしている。

育ての親みたいで私の半生を一緒に暮らした長女と母だ。

普通の人より家族が多い分悲しむことは多いとは思っていた。

でももう家族が亡くなるのはもううんざりだ。

人はいつか消えてしまう。

私だって明日、いやこの瞬間もいつどうなるか危ういのだ。

でも、生活をしているとそんなことなんか忘れてしまうのだ。

無意識の生と無意識の死。

わからないんだ、そんなものは。

ただただ人は生きれない。

色んなしがらみや色んなものに塗れながら生きていて、人である以上野良猫のようには生きられやない。

親を失ったら、亡くなった親の為にできることはただなるべく幸せに生きることでしかない。

このどうしようもない世界で、それでもこんな私を好いていてくれて大切に思ってくれている人達がいるのは本当に嬉しい。

さて、私はどう生きようか。

私は。

 

 

 

線路、世界路線、わたしは人という

完璧な愛の世界は儚げで

たった1つの歪みで

崩れていく

 

がむしゃらに生き続けなくてはならない

真偽なんかでなくはなく

言葉が痛い

 

私はどんだけ悲しみに切り刻まれて

震えて投げ出したい生に

しがみつけと世界はいうのだろう

人としての人となりが

ほころんで絡まって

私はまた世界に沈んでいく

ルールはわかってる

 

私であれ

私は血に濡れて

ひしゃげていく

 

男は男で

女は摩耗し

人となり

人を知り

人を失う

 

美しく悲しみが降り止まぬ

 

魚の目で深淵を

息もままならないまま

 

幸せの残骸をかき集め

なにかの刑を与えられ

もうたてる足もない

 

千切れた手足

薄れていく脳は考える

 

救われることなく

誰にも知られずに

孤独に性を突き立てられ

 

嬌声をあげるのだ

commit suicide

明るい性格を自分にかぶせて

知らず識らずのうちに

自分を押し殺し

緩やかな自傷をしていた

 

本当にやりたいこと

与えられた才能を生殺し

私は日常で自傷している

 

気がついてないだけのただの死にたがり