snow white
あなたの為にだけに鈍感になって
なんで気がつかないんだよって
震える悲しい声で言われたい
私はあなたの愛情なんて
まるで忘れているように
どこか遠いところを見つめていたい
集中線や軸が全て心臓に交差していても
その痛みがわからないでいたい
もう二度と夢中になんてなってやらないからずっと側にいてよ
離れたくても離れられないそのつらさを
じっくり味わえばいい
肉が腐敗して熟成されて僅かな芯の旨味が増すように
膝から何から崩れ落ちて落ち続けて
愛し愛される奇跡の日々を
思い出して噛み締め
そのくちびるでkissして
もうそれで目覚めることはないから