言葉を贈くる

嫌いだとはよく言われる

好きだなんて言われたことない

 

人を平気で傷つけるくせに

人を簡単には愛せない

大体はそう

 

みんな傷つくのが怖いから

相手に石を投げて様子を伺う

怯えながら

それだけ傷ついてもその人が

笑っていれば平気だとか

許されたとか思う

 

石を投げられた人はその傷が癒えることはないのに

無理して笑っているだけなのに

 

石を投げられた人は

心を失ってしまって

何をされても諦めてしまう

またこれかと思うしかなくなる

 

そうしてお互いに向き合うことをやめてしまえば心が通うことなんて

一生ないだろう

 

言葉は嘘をつくけど

ずっと心に刻まれる

 

言葉を贈ろう

優しい言葉を

 

あなたのその一言で救える心があるから

悲しくて笑う

話をしても

会話になっていない

その澱んだ瞳にはぽっかりと

空虚な穴が

 

叫ぶ声ももたず

声にならないこえ

いつからなくしてしまったのか

 

飾りとなった顔は

血の気がなく

引き攣ってる

 

心の底から笑えや

歌え

お前はまだ生きてる

 

I know

I 脳

 

感覚取り戻せ

おまえの時間を取り戻せ

 

僕たちは人を愛することにとっくの昔に飽きてしまったのだ

誰もが愛し合いされたいと願っていて、その一方で誰からも私は愛されたことがないと嘆く。

どんなにたくさん恋愛を重ねていても、誰とも付き合ったことがない人も同じことを思って生きている。

 

夫婦になった人達をみると親しい友達というような間柄が多い。

もちろん例外もあるけども、恋し恋焦がれてやっとみたいなものは今の日本だとなかなかない。

だって、映画の中のように戦争もないし身分の違いとかもほとんどないし性別だって昔よりずっと世の中に受け入れられている。

いわばなんでもありだ。

なんでもありだから、逆に運命とかなんかそういう劇的なものを求めてしまっているのかもしれない。

たった1人の人と激しく燃えるようで強く愛し合うような恋愛を。

みんなどこかで特別になる機会が欲しいはずだ。

一度きりの人生を彩ってくれる素敵な人。

だけども現実は、合コンに行ったら共通の友達が同じで何度も同じようなメンツだったり、そういう合コンにくる人とうっかり付き合っちゃったりしたら友達の友達の元カレだったり。

40代のバツイチの男の人が20代の処女の女の子とセックスするのを、指をくわえてみているだけの20代男子。

その場限りやりたい放題なんでもござれの世界。 

カップルってお互いに大体、付き合うこととかセックスとか相手が変わってもやることに大差はなくてそのくせ向こうは今、どれくらい愛してくれてるのかしらだなんてやきもきしてるの繰り返し。

ある意味それが歴代となっていくのだけども。

 相手に自分の理想の愛を求めすぎちゃうし、自分もその理想を演じようとして現実とツギハギになってボロボロになる。

愛なんて…、クッ…と何度泣き喚いたことか笑

 

誰でも人をどうしようもなく狂ったように好きになれる時期ってあって、その時を経験してしまうとなかなかそこから抜け出せなくなってしまう。

 

悲しいことに思い出は最強最悪な強敵だ。

もしそれに打ち勝てたならその愛は実るかもしれない。

 

私は経験からして、さけるべき男性のパターンがいくつかあるのだけどそのうちの1つがなるべく過去に滅茶苦茶愛した人がいない人を選ぶことだ。

男を過去の女から引き剥がして振り向かせるのは、本気で愛して自分ならなんとかできるはずと長い月日をその人に捧げてもそうなかなかなんとかならない。

そこまでして全力だったらもうあとは自分が無惨に削れていくだけになってしまう。

女は男で面白い程変わるものだ。

昔の歌謡曲は女は男で変わるのよって歌詞が多い。

歌詞かいてるのは男性が多いし、男性目線のいいオンナ(笑) ってやつも多いがやらしさはハンパない。

安っぽいラブホの匂いがプンプンするってぇやつだ。

男女の関係を真剣に考えれば考えるほどわからなくなる。

でももしかしてそれって、考えるほどのものではそもそもないのではないんだろうか?

単純にヤッてしまえ!それでいいのかもしれない。

人類は今の今までエロエロドスケベパワーで文明を勃ちあげてきたんだ。

エロエロドスケベパワーはようは気合なんじゃないか。

愛を考えるのに飽きたならヤッちまえ!

御託はいい!

とにかくそうだヤるのだ!

Reloded

恋人を失うたびに

この結末はそう決まっていたと

なるべく自分の心を傷つけないように

言い聞かせてきた

 

恋人が変わるたびに私も変わっていく

もう今では好きでもなくなんとも思っていないのに未だに夢にでてくる人もいる

 

恋愛が全てではないはずだけど

思い返せば恋人達のことばかりだ

 

みんなどうやって人を愛し愛されていくのか

それぞれ違うのはわかるけども

 

お互いに我慢して傷ついて

へとへとになって

さよならして

またなにかの拍子にキスをして

 

嫌なことは小さいことなのにそれがやがて大きな歪みになってしまう

 

そうやってお互いに人をどうしたら愛せるのかわからなくなり自信を失う

 

傷つくたびに人は強くなるというけどもそれは違うと思う

傷つくたびに弱くなり結果を相手に委ね諦めやすくなるだけ

 

もう傷つきたくなんかないよって泣いて誰かが慰めてくれるのを待ってる

 

だけど誰も慰めてくれないのもわかってるし当然そんなことはない

 

人を愛すってことは慰めたい自分がいてもそれより先に相手をいたわれるかってことかもしれない

 

みんな瀕死の状態で死にかかっていて

それでもどうにかこうにか生きてる

 

運命だとか上辺だけ素敵なものじゃなくてもっと実感をもって確かなものを掴みとりたい

 

 

 

 

これが世界だ

感動的な瞬間は瞬きと共に消え去ってしまうし
奇跡だとか本当におこって欲しいときにちっとも起こらなくて
世界にガッカリし続けている
それでも愛ならなんとかしてくれるじゃないかって愛を信じるのだけど
結局裏切られる

でもさ
それでも世界を見上げるとひたすら美しくて吐き気がこみあげてくる
これが世界なんだと嘲笑うかのように